450gバターケースへの想い いま、業務用450gサイズのバターのための 「pattie450(パティ450)バターケース」を 設計、試作をしているところです。 画像は、その設計図です。 とはいっても、一部分。 全部お見せすると、わかってしまうから、 大事なところは隠しています。 ほとんど白紙の状態から、設計しています。 「リアル バターケース」 「トゥルー バターケース」のことは、 すっかり忘れて(もちろん、好評発売、製作中です)。 設計にあたって、条件をつけました。 ◇大きな450gの業務用バター(ポンド・バター)が入る ◇450gのバターは、背が高い(厚みがある) ◇製菓や製パンに使われ「切る機会」が多いはず ◇だから、底が深いケースだと、切りづらい ◇その問題を解決して…「切りやすい」バターケースにする ◇切りやすいのは「皿形」のバターケース ◇けど、持ち運びがしにくい ◇両手で持たなきゃいけないバターケースは「×」 ◇片方の手で持てるようにする ◇「切りやすい」「片方の手で持てる」 ◇この “同居しづらい” 条件を満たす ◇ただし「ポップアップ機構」ではない こんなところが、今回のルールです。 かつ…。 ◇木のバターケースが持つ典型的なフォルムを ◇打破する! ◇木のバターケースの概念を超えたカタチ ◇「クラフトのデザイン」という枠から出て… ◇「プロダクト・デザイン」として、通用するフォルム ◇クラフトにありがちな、面取りした丸みを否定する。けど… ◇曲線を用いて、優しさがにじみ出るように ◇でも、優しいだけでなく ◇シャープでスタイリッシュにも感じられる といったコンセプトで臨んでいます。 まいどのことですが…。 時間をかけてます。 板材を組み合わせた箱を 組んだままにせず、 角度をつけたり、カーブをつけたり…。 「3次元+α」な、 「3.5次元的」な思考が必要になってます。 とくに、この「pattie450」は、 デザイン的には「譲れない」と思っています。 もちろん、機能だって。 『あーっ。こういうやり方があったかーっ!』 と思われることでしょう、きっと。 お客さま。同業者の皆さま。 11/10/24 koppa-005 ●スクエアクラフトの450g用バターケース、完成しました! 「パティ450バターケース」の開発ストーリー、ぜひ、ごらんください ≫ くわしい「パティ450バターケース」の商品説明も、どうぞ ≫ |
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木っぱの付箋 |