前回は「丹波の森ウッドクラフト展」の話で、
今回はその続き。
同じ会場で行われていた
「アート・クラフト・フェスティバル in たんば」
についてです。

作家が集まり、クラフトの展示即売をする、
いわゆるクラフトフェア。


兵庫県で行われるので、
もちろん、関西を中心としたクラフト作家が集まる。

関西のクラフトフェア。
といっても、
作家がお客さんに向かって「ベンキョしまっせ」とか
(※値引きします、という意味です)
同業者同士で「もうかりまっか?」とか、
そういうやりとりをしているわけではない。

雰囲気はいたってのんびり。
作家の方々も、おだやかとしている。
関東圏で行われているクラフトフェアと変わりはない。

地域よりも分野が勝っているというわけだ。


作風もしかり。
見たところ、差異はないように思う。

実を重んじる上方クラフトとか
小粋な江戸好みのクラフトとか…あるとオモシロイ?

伝統工芸になると、地域性はあるんだけどね。


グローバルな視点から、クラフトを俯瞰するなら、
日本的なクラフトってのは、あるように思う。

洋書などで見るかぎりでは、
海外のクラフトとは違って、
日本的な傾向が見い出せるかな。

それは……
くわしい解説、できる自信、ないです。
ベンキョしときます。
(※学習します、という意味です)

……ワケわからんようになってきたんで
きょうはこれでおしまい。


■ 2009/10/28 ■



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Illustration:Motoko Umeda
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