清水に行ったかとおもえば、
このまえの週末は、群馬へ。
「群馬の森クラフトフェア」を
観にいきました。
イベント名がごとく、森のなかに、
それぞれ作家のブースがならんでいる。
木のものを展示する、売るには
おあつらえむきのシチュエーション。
なかなかに雰囲気がよくて、
てくてくと、お散歩気分で楽しんできました。
さてさて。
松本にも、本格的な春がやってきました。
花の妖精が、この地に集中砲火を浴びせたかのように
桜に梅に、モクレン、チューリップ、タンポポ…
ありとあらゆる花がほぼ同時に咲くのが、松本の春。
クルマの運転中も、ついついよそ見してしまって。
おおっと、あぶない、アブナイ…。
このように、花々は私の心を翻弄してくれるのですが、
じつは、そんな誘惑はそっちのけ。
いま、リンゴの若葉に心、奪われてます。
松本平には、リンゴの木がそこかしこにあります。
信州ですから。リンゴの産地ですから。
リンゴの木って、花より先に、葉が出てくる。
ある日、前ぶれもなく、枝からニョキニョキ。
きみどり色の目がニョキニョキ。
これがいいんだな。
一日一日、スクスクと成長しています。
みずみずしい、というか若々しくて。
そのさまを見ていると、
「さあ、ボクも、日々前進しよう!」と、
いやおうなしに思わせてくれます。
■ 2008/04/30■
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Illustration:Motoko Umeda
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