松本の夏の風物詩。 スイカ直売。 松本市の南西部、そして旧波田町(現・松本市波田地区)の一帯は、 スイカの名産地として知られている。 「波田のスイカ」と呼ばれる。 波田と言えばスイカ。スイカといえば波田である。 松本盆地は、晴天率が高い。 そして昼と夜の気温差が大きい。 だから、糖度が高くなって「シャリ感」がでる。 噛むと「シャキシャキ」と歯ごたえがあることを、シャリ感というそうだ。 その甘さと、食感をイメージしただけで……。 だから「波田のスイカ」と聞けば、機嫌のわるい人も笑顔になる。 スーパーでも売っているけど、 直売所で買うのが、楽しい。 農協の敷地に、数軒の地元の農家さんの出店がならぶ。 おうちで食べるのはもちろん、 遠方に住む親や子、孫に贈るために、宅配便で送ったり。 地元では、お中元の進物としても喜ばれる、波田のスイカ。 取引先のひとが、スイカを抱えて、ごあいさつにやってくる。 それも、ごく自然に、あたりまえに。 お値段は安くないけど、それだけぶん、甘い。 だから、週末ともなると、 たくさんの人がスイカ直売所へとやってくる。 11/08/10 azulog-010 |
こころ動かす風景。信州・安曇野、撮って書き | |
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